今日の帰宅時に季節外れの雪がちらついていた。昨日の4月1日は午前中に雨がちらつき、英国の古い諺である「三月はライオンのようにやってきて、子羊のごとく去ってゆく」の下の句(子羊のごとく去ってゆく)が、残念ながら見事に外れたのを実感するのである。気温は3度くらいまで下がり、久しぶりに凍えながらの帰宅となった。

こんな日は熱燗に限る。白楽天は自ら詠んだ詩「卯時の酒」(明け方に飲む酒)の中で「内蔵を春が通り抜けるようだ」と比喩したが、今の自分も全く同じ心情である。熱燗を一気に胃袋に入れれば、後は自分の体内を春風が通り抜ける気になるのである。
熱燗
昨日、新しい元号である「令和」が発表されたが、本日の熱燗はその祝杯も兼ねている。こうして今宵、自分が心置きなく酒を飲めるのも昨日の禁酒日があったお陰である。勤労しながらの飲酒は常に煩悩との戦いである。それでも自分は確固たる信念を持っている。それは節制による適度な飲酒があってこそ、勤労意欲に繋がるということである。

幸い、今の自分は週休三日で明日の水曜日は週の中休み(これを自分はハーフタイムと呼んでいる)である。然らば今宵はその恩恵に授かり、自分の体内を春風が通り抜ける感触を実感したい。

横町挨拶
冬に逆戻りした本日の仙台でしたが、明日は若干天気が回復するようです。(最高気温9度、降水確率20%)そろそろ清明(すべてのものが生き生きとして見える頃:今年は4月5日)も近づいて参りました。今宵の酒は清明の先取りでもあるのを実感しております。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
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